webinar register page

SOFTICセミナー「SOFTIC OSS委員会」番外編「独自開発した技術をオープンソースにする意義を考える〜リナックス開発者コミュニティーの姿から学ぶ〜」
 オープンソースソフトウェア(OSS)は、あらゆる商品、サービスがインターネットをはじめとする様々な情報通信技術と連携する現代にあっては、企業の事業活動においても欠くべからざる存在となっています。ただ、企業の立場からみたとき、OSSは、単に一方的に利用するだけの存在として映ってはいないでしょうか。
 当財団では、ソニーグループ株式会社において長年にわたり企業とOSSとの関わり方について模索を続けてこられた上田理氏を講師として迎え、同氏のこれまでの御経験を踏まえ、企業が独自開発した技術をなぜOSSとして公開するのか、その意義等について熱く語っていただく機会を設けることといたしました。同氏の講演は、企業が自ら開発した技術(ソフトウェア)をOSSのコミュニティと積極的に共有することを通じて企業のOSSへの関わり方を本質的に変化させ、ひいては自らの事業活動をますます発展させるための大きな視座を提供するものとなると考えられます。
 今回の講演は、当財団が2020年から開催している「SOFTIC OSS委員会」(委員長:宮下佳之・西村あさひ法律事務所弁護士)の委員として個人の立場で参画いただいている上田氏からの御提案をきっかけとして企画したものです。今回の講演内容は委員会関係者のみならず広く一般にも普及されるべきではないかと考えられたことから、同委員会のいわば「番外編」として、委員会関係者以外の一般の方にも広く御参加いただくことが可能なセミナー形式で開催することといたしました。
 今回の講演を通じて共有される知見を皆様の今後の事業活動等の一助としていただけますと幸いです。

Mar 28, 2023 06:00 PM in Osaka, Sapporo, Tokyo

Webinar logo
* Required information
Loading
本申し込みにより取得した個人情報は、当財団主催のセミナー、シンポジウムなど、当財団主催の催し物のご案内に利用させていただきます。それ以外の利用及び第三者への提供はいたしません。

Speakers

上田 理
シニアオープンアライアンスマネージャ @ソニーグループ株式会社 CTSD GP2 オープンソース推進課
ソニー株式会社入社後主にコンピュータ製品の商品企画、マーケティングに携わる。 2003年より製品基盤ソフトウェアとしてのOSS利活用促進に取り組みグローバルなフォーラムの立ち上げなどに携わる。 今日広く行われるようになったリナックスをはじめとするOSSを家電機器などへの利用の先鞭をつける。2018年ソニー株式会社Outstanding Engineer、慶應義塾大学理工学研究科非常勤講師、「OSSライセンスの教科書」(技術評論社)著者